どうも……柳本開です。オレ、司会とか絶対向いてないと思うんスけど…… がんばりますんで、よろしくっス。 |
フン。ならばこの寳条翔が仕切ってやろうか? 僕は人前で話すことに慣れているし、能力もある。 |
お願いします。カケルさんでもオレがやるよりマシだと思いますんで……。 |
……マシ?マシとはどういうことだ!? |
いや、その……短気みたいだし、仲いい人とかいなさそうですけど。 |
馬鹿にするな。仕事なら割り切ってこなすさ。 僕はそういう人間だからな。 |
……だったらいいんですけどね。正直、マジ不安です……。 |
●タクトくんに質問です! 好きなタイプは綺麗系、可愛い系どっちですか? 髪もどれくらいの長さが好みなのでしょうか!気になります!
では……いきなりですけど、本題に入りますね。 ゲストのタクトさん、お願いします。 |
まいど。カイ君も大変だねー。がんばってねー? |
……タクトさんがちゃんとやってくれたら大丈夫ですから。 カケルさんと仲良くやってくださいね? |
仲良くやる必要はない。淡々と質問に答えればいいんだ。 |
だ、そうです。 |
(もうヤだこの空気)……タクトさん、好みのタイプはありますか? |
前にも答えてるけど、俺は一貫してるよ。 『俺のことが好きな子が好き』です! |
そういや、そんなこと言ってましたね。誰でもいいんですか? |
そんな言い方しないでよ。 じゃあ君は、クレアちゃんが太ったり、やせたり、髪型変えたら好きじゃなくなるかい? |
んー……クレアは、死ぬ気で体重管理すると思いますけど。 髪型は、割とコロコロ変えてますけど、気にしたことないっスね。 |
ね、そういうもんじゃないの?見た目は見た目だし、スペックをあれこれ言うのはくだらないよ。 |
まあ……それは、そうかもしんないッスけど。 |
なので、愛してくれるなら問題ないです。 俺みたいなのを好きになってくれる人はね、みんな大切にしたいよ。 できれば全員、抱きしめてキスしたい。 |
でもそうなると、女の子同士でトラブルありそうっスね。 |
女の子同士ってより……まあ、俺一人が責められることが多い(笑) |
笑うところじゃないでしょ……。 |
性に対して寛容な人だったら、なおいいねぇ。贅沢は言いませんけど。 優しい人がいいなー。 |
……要するに、尻の軽い女が好みだということだな。 |
あー、そういう言い方はゲスいね。 別に、えっちな子は嫌いじゃないですけど。 |
ゲスとは僕に言ってるのか?君のような下衆の代表格のような奴が。 |
人間なんてみんなゲスな生き物でしょうよ。 その上で、どう振舞うかってのはその人の価値観によるだろうけど。 |
君の振る舞いは、素晴らしいとは言えないな。 |
……来るもの拒まず、去る者追わず。 過去も未来も関係なく、何と言われてもワタシは誰でも愛します! |
じゃあ、そろそろ次の質問行きましょう。ケンカが始まる前に……。 |
はーい。 |
●カケルさんへ質問です。高価なもので、 とても気に入っていて大事にしている(又はお守りのように想っている)品はありますか?
(なんだかんだでオレが司会してるような)……カケルさん、どうですか? |
……あまり、モノには固執しない。 高価なものは数え切れないほど持っているが…… 飽きたら捨てる。すぐに、新しい物を買うな。 |
まあ……そんな感じしますよね。 オレなんか、簡単に買い換えたりできないから、買い物も慎重になります。 ほしいものはいっぱいあっても、なかなか買えないっスわ。 |
俺は物持ちいいよ。ちょっとした思い出があるものとか、全然捨てらんないから。 |
オレも、割とそうっスね。 |
クレアちゃんからもらったプレゼントとか? |
捨てたのバレたら殺されますね。……捨てませんけど。 あいつも気を遣ってくれてるのか、最近はかさばるようなものはなくなりましたね。 |
へー、ラブラブだね。ノロケ話は嫌いじゃないよ。 |
やめてください……そういうつもりじゃないっスから。 |
……おい。君達には聞いてないだろう? 僕に対する質問のはずだ。 |
だって、カケルさんネタないみたいだし。 つまんないから俺達で喋ってあげてるんだよ? |
……強いて言うなら、ある。 君に『貸し』てある腕時計は、僕にとって特別なものだ。 |
あー、あれね。一応普段から持ち歩いてるよ。 失くさないように気をつけてあげてますから、安心して成仏してください。 |
……一々癪に障る男だ。 |
ところで……なんで、腕時計がそんなに大事なんですか? |
答えたくないな。 また今度、ノボルにでも聞いてくれ。 |
ノボルさんっていうと…… |
クズの代表のような奴だ。残念なことに、僕の弟だよ。 |
ああ。じゃあ腕時計の秘密も、そのうち明らかになるかもしれませんね。 |
秘密なんてほどじゃない。くだらないことだ。 |
二人で同時に狙ってた女の子にもらったもの…… にしては、ちょっとセンスないよね、あの時計。 |
そんなんじゃない!君は……もう、黙ってろ。 勝手に喋るな。目障りだ。 |
そう思うんなら、カケルさんがもっとリードしてくれればいいじゃーん? |
この質問に関しては、これ以上答えようがない。 お守りなんかもね……僕は、迷信など信じないからな。 信じているのは、自分だけだ。 |
俺は……自分では買わないけど、もらったお守りは大事に保管してます。 |
だから、君には聞いてないだろう!? |
あー……うん。次、行きますね。 もうちょっとで終わりますんで、頼むから仲良くしててください……。 |
●カイ君に質問ですっ!クレアちゃんとおそろいの物ってなにかありますか?
結局この調子で最後まで来ました。 あと少し、がんばります。 |
さっきのプレゼントの話の続きみたいな感じかな? なんかあるの? |
いやー……それが、実は。 |
ないのか。なら、これで解散だな。僕は早く帰りたい。 |
ちょっ……ちょっと待ってください。 お揃いっていうのはないですけど、一緒に買ったものとかは結構あります。 |
ほうほう、例えば? |
最近だと……ティペットとか。 柄は違いますけど、一緒に買い物行った時に買いましたね。 |
ほう。デートですね。 |
……買い物っス。 ペアルックとか、そーゆーのは絶対ハズいし、クレアも嫌がるんですけど。 デザインがペアになってるようなものは、たまーに買ったりします。 |
指輪とか、ネックレスとか? |
……マグカップとか。 |
あれ?指輪とかはどうなの? クレアちゃんからおねだりされたことはないの?? |
いや……それは、その。 カケルさん、助けてください。 |
わかった。解散だな。 |
えー?せっかくおもしろくなってきたのに。 |
タクトさんにとっては、そうかもしれませんけど……。 |
僕は、他人の色恋沙汰など全く興味がない。 これで終わりでいいだろう。 |
カケルさんは、好みのタイプとかないの? |
何を唐突に。もう終わりだと言っているが? |
まあまあ。せっかく珍しい出番なんで、答えといてよ? |
……僕は、従順な女でなければダメだな。 口答えは許さない。あと、不細工は嫌いだ。馬鹿も嫌いだな。 |
……ゲスいねぇ。 |
人に質問しておいて……なんだ、その態度は!? |
いや、予想以上にゲスかったんだもん。 |
思い上がるなよ……表へ出ろ!! 今から決着を付けてやる……!! |
あはは。あー、おもしろい。 |
何も面白くない!! |
面白いよ。からかったらからかっただけ反応してくれるし。 ホンットいじりがいあるねぇ。 |
何だと!? |
あのー……そういうの、やめてください。 タクトさんもいい加減にしてください……。 |
……もう、帰る。僕は、気分が悪い!! |
あっ……。 |
さいならー。というわけで、今日はここまでですな。 |
……はい。なんつーか、グッダグダでしたね。 うまくまとめらんなくて、すんません。 |
いやいや、がんばって司会役できてたよ! 俺なんかよりずっと真面目で良かったと思う。 |
……ありがとうございます。 |
ではでは、次回も楽しい内容にできるように、 みんなでナイスな質問を送ってやってください! |
じゃあ、また来週。 皆さん、ありがとうございました。 |
またねー! |