 | やあ、みんな！ 記念すべきコンビ企画第一回……出演者に選ばれたのはＬＴＬの主人公である僕と、その他３名だよ！ 楽しんでいってね！！ |
 | ……おやおや。ずいぶん雑な紹介ですねぇ。それに、ＬＴＬの主人公といえばレミ君という男の子だと伺っていましたが……？ |
| アレは間違った情報だよ！ 僕が主人公で間違いないから、覚えておいてくれ！！ |
 | うーん……一回目からこんな感じで、この企画本当に大丈夫なのかなぁ。 |
 | 大丈夫ですよ！ ウチ、めっちゃテンション上がってますからね！！ ユキさん、よろしくお願いします！ ウチは……ウチはマジで、可愛い女性が大好物なんですよっ！！ |
| そっ……そうなんだ。あたしは、かわいくはないけど、よろしく……ね？ |
| か……わいいーっですよ！！ てゆーか、おっぱいすごいですよね！？ ウチが見てきた中で一番大きいです！！ カップいくつですか？ アンダーは？ うはっ……ふはふは……！！ |
| あ、ううう……。 |
| そらちゃん……忠告しておきますが、私たちのことを全くご存じない方もおられますので。このままでは、貴女がただの変質者であるように誤解されてしまいかねませんよ？ |
| 変質者！？ 本物の変態さんに、そんなこと言われたくないですっ！！ |
| 変態だなんて……ヒドいですねぇ。私はちょっと趣味が変わっているだけですよ？ |
| あはは。いいじゃないか、周りにどう思われたって。君も自分の性癖に誇りを持てよ？ |
| 性癖とか、ウチ別にないですから！！ あなた達とは一緒にしないでほしいです！！！ |
| あ、あのー……ところで、今日はフリートークをしないといけないんですよね？ 何のお話をしますか？ |
| もう始まってるじゃないか？ 今回は各自の性癖の話をしよう！！ |
| ええっ！！？ |
| 性癖はイヤですよ！！ どんなおっぱいが好きかっていう感じならウチは賛成です！！ |
| ……君は本当に乳房が好きなんだな。嫌な奴を思い出して、極めて不快だよ。 |
| ふむ……私もバストサイズに拘りはありませんねぇ。正直、なくても構わないぐらいです。 |
| ううー……じゃあ、おっぱいの話はいいです！！ どんな女の子が好きなのか話しましょう！！ |
| ……。（ひたすら困惑の表情） |
| あ、忘れてましたけど……ウチ、『栗栖そら（くるす・そら）』って言います！ ヴェリさんと一緒に、ホワイトボオドに出演してます！ 覚えてやってくださいね！！ |
| 私はヴェリタスです。ホワイトボオドではほんの脇役として登場しているだけですが、どうぞよろしく。 |
| 僕はＬＴＬの主人公、狩野朱希だよ！！ |
| ……織沢優姫です。よろしくお願いします……。 |
| ユキさん、テンション低いですよ！！ アゲていきましょうっ！！ ほら、ほらっ！！ |
| う……うん。がんばるよ……。 |
| じゃあ、どんな女の子が好きなのかっていう話の続きです！ ウチは、けっこうどんな人でも好きなんですけど……ユキさんみたいな柔らかい雰囲気で、おっぱいがすごい人も好きですし、クールなお姉さんみたいな人も好きですし、年上が好きかなって思いますけど、同い年でも年下でも、かわいい子はみんな好きで―― |
| ……そらちゃん。残念ですが、すでに結構喋ってしまいましたので。そろそろ記念撮影に移って、締めに向かっていかないといけませんよ？ |
| ええ！？ でも、これじゃウチだけしか喋ってないじゃないですか！？ |
| そうだな。僕も喋り足りないかな。 |
| ねぇ、そうですよね！？ ……ってか、狩野さんはどんな女性が好みなんですか！？ |
| ……別に、好みなんてないよ。遊び相手を選ぶ時も直感だけだね。 |
| そういえば、皆様からのご要望の中にも、狩野さんと『カリン』という方とのツーショットを希望されている方が多かったように見受けられましたが。……どのような人なのでしょうか？ |
| ……だから、そういう話はもういいよ。さっさと撮影を済ませよう。 |
| おやおや……きっと、素敵な女性なんですね？ |
| いいから、黙ってろ。素敵かどうかは君が会った時に判断すればいい。 |
| はいはい……狩野さん、なかなか可愛い反応をしてくれるんですねぇ。もっと冷めた方かと思っていましたから、意外でしたよ？ |
| ……撮るぞ。 |
| ハハハ……それにしても、男性と二人でツーショットというのは……なんとも不思議な気持ちになりますね。 |
| ……うん。あまり楽しくはないな。 |
| じゃ、じゃあ……いよいよウチとユキさんの番ですね……！？ ユキさん！！ 撮り終わるまでの間、おっぱいさわっててもいいですか！！？ |
| ダ……ダメだよ！！ いきなり何を言い出すかと思えば―― |
| ちょっとでいいんです……ちょっとだけでいいですから……！！ |
| ちょっとでも……ダメだよ！ そんなの、絶対おかしいし……！！ |
| ……そらちゃん。困っていらっしゃいますので、普通に写ってください。 |
| うぐっ！？ ウチ、ユキさんを困らせてますか！？ |
| う……ううん。大丈夫だよ。だから、普通に撮ろう？ |
| うう……ユキさんのおっぱいさわりたかった……。でも気を取り直して笑顔でいきます！！ ユキさんも、最っ高のスマイルでお願いしますっ！！ |
| ……うん。 |
| うはっ！！ ウチ、これ一生の宝物にします！！！！ |
| ……ありがとう。あたしも、大事にするよ。 |
| さて……これからどうしましょうか。尺もなくなってきましたが……。 |
| 君たちがいなければ、僕だけでずっと喋っていたいところだけどね。正直、飽きてきた。それに、栗栖そらが鬱陶しい。 |
| なっ……！？ ウチのどこが鬱陶しいっていうんですかぁ！！？ |
| そういう暑苦しいところだよ。僕は帰る。 |
| あっ……アキちゃん！！ |
| とりあえず君は、僕を『アキちゃん』と呼ぶな。せいぜい栗栖そらに遊んでもらえ。じゃあね。 |
| ……行ってしまいましたねぇ。 |
| はぅ……狩野さんからユキさんお持ち帰りの許可を頂きました。これは……これは、すごいことになりそうですよ！！ |
| お持ち帰りって……どういう意味？ |
| ユキさん！！ これから二人で遊びに行きましょう！！ |
| ええ……？ あたし、そろそろおうちに帰りたいんだけど……。 |
| そんな冷たいこと言わないでくださいよ！！ ご飯食べて、ショッピングして、カラオケ行って、プリクラ撮って……楽しみましょう！！ ひたすら楽しみましょう！！ |
| ちょっ……ちょっと、そんなに引っ張らないで。ねぇ、そらちゃんってば……！！ |
| ……そらちゃん、まだ皆様へのお別れのご挨拶が終わっていないんですが……？ |
| ヴェリさん、後はよろしくお願いします！ ウチはユキさんとの愛を育んできます！！ |
| ヴェ……ヴェリタスさん……！！（必死で助けを求める視線を送る） |
| ……いってらっしゃい。（ﾆｯｺﾘ） |
| 行ってきます……！！ |
| うう……お疲れ様でした……。 |
| ……さて。コンビ企画第一回、いかがでしたか？ 私はあまり喋れなかったので、多少不満な点はありますが……なかなか楽しかったです。来週からもしばらく毎週更新されていきますので、どうぞお楽しみに。ご要望がありましたら、いつでもご応募くださいね。……では、またお会いできるのを楽しみにしています。ありがとうございました。 |